July 2020  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31

【未来教育MM648号】オンラインで「課題解決型/プロジェクト学習」を成功させる/学校端末の遅れ/GIGAスクール構想/SDGs/鈴木敏恵

━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━
★ 学校こそ‥未来を見ることの大事さ 

■ オンラインで「課題解決型/プロジェクト学習」を成功させる

■ 現実を取り入れるカリキュラムマネージメント
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★ 学校こそ‥未来を見ることの大事さ 

[新聞]日経新聞2020年7月24日の第1面「遠隔学習 端末配備に遅れ」


http://suzuki-toshie.net/mm-images/mm648-1.jpg

学校関係者がいち早く未来を見ていた熊本、広島などは何とかなります。そうでない学校
はコロナで世界中がリモート化への移行の影響で端末の不足状態が続いています。

今、端末のない学校は、ますます遅れそうです。
学校こそ、未来を見ることの大切さを痛感します。

*文部科学省/一人一台[GIGAスクール構想]


https://bit.ly/3g3a1rZ
価値ある構想や提言であったとしても、目の前の現実は一気に変わることはできません。
環境が揃わなくてもスマホでも、なんでも、今ある情報端末でできるところからと思わず
にいられません。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■ オンライン講義で「プロジェクト学習」

遠隔教育が広がるのは時間の問題です。
その時、先生はどのような役割、存在になっているのでしょうか? 

教科書の内容を教えるのであればデジタル教材で学習者が納得するまで繰り返し好きな進
度で可能です。AIは一人ひとりの理解状況や特質に最適な教育を提供できます。これまで
のような、知識を与えるだけの教育はすでに終焉へ向かっています。

[イメージパネル]


http://suzuki-toshie.net/mm-images/mm648-2.png

□「正解のない学び」にこそ必要な先生の存在

先生の存在が大切になるのは、探究や教科書のないプロジェクト学習など現実の課題へ
立ち向かう知識創造型の学びにおいてです。

現実も社会も常に変化しそこに生じる物事は、一般的知識では課題解決することは出来
ません。だから子どもたちは目の前の状況、人、社会などから情報を、プロジェクト
チームで得ながらゴールへ向かいます。

ここにその学習者をよく知り伸ばしてあげたいと願っている先生がファシリテータ
(促進者)や対話コーチングできる存在として必要なのです。

===================
★ オンライン講演会[未来教育2.0]

 


http://suzuki-toshie.net/news/2731/
===================

■ オンラインで「課題解決型/プロジェクト学習」を成功させる

オンライン講演会[未来教育2.0]では、これからオンライン学習を導入する学校に役立ち
ます。またオンライン学習で「正解のない学び・プロジェクト学習など」をどう進めたら
いいのかがつかめます。

どうファシリテートすればいいのか?
コーチング、具体的にどんなシーンでどんな言葉をかければいいのか?
ポートフォリオから思考プロセスをどう逆算して学習者へ対話すればいいのか‥

□ 今だからこそ‥人間を大切にする未来教育

オンライン講演会[未来教育2.0]では、4月から私自身がオンライン授業(主にZoom)
で「正解のない学び」プロジェクト学習を展開してきた実践事例を先生や学生たちと
楽しく役立つようにお伝えします。

全体を貫くテーマは「今だからこそ‥人間を大切にする未来教育」です。

“人間”を大切にする未来教育とは?
“人間”とはまず自分自身です。
子どもたち、若者たちが自分の身体や生命を自分で守るために行動するプロジェクト学習
をオンライン授業で展開した実践を紹介します。


■ 現実を取り入れるカリキュラムマネージメント

8/23(日)のオンライン講演会[未来教育2.0]は現実をとり入れるプロジェクト学習。
ここで学習者が大切にする“人間”とは、来日していた外国の方々「インバウンド」です。

SDGs(https://bit.ly/39umDGc)の目標に「すべての人々に健康と福祉を」があります。
このオンライン講義の「題材」は、今まさに世界中で立ち向かっている新型コロナウイル
ス感染軽症の人たち、“人間”です。

*キーワード:多様性 人間としての尊厳、異文化理解 倫理 宗教 食事 閉鎖空間 
パーソナルスペース BMI  生活のギャップ  富豪 依存的 ヘルスプロモーション WHO(世界保健機関) 

□ SDGs/誰一人取り残さない

敬虔なイスラム教徒のオマルさん、タイの僧侶、ネパール人のジョンさん、サウジアラビ
アからの国際ビジネスマンのノアなど(すべて学生が想像して生み出した架空の人物)が
COVID-19感染軽症で宿泊療養となった時に、その人を受け入れ、その人の不安を
とり、その人の心をまず考える、看護師としての前に人間として、どうしたらいいかを
リアリティーを持って提案する大学におけるプロジェクト学習です。

★ 学生たちがオンラインでプロジェクト学習を行った知の成果をプレゼンテーションで登
場してくれます!

‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥

はじめから終わりまで、完全にオンライン授業で展開した、その「現実を取り入れるカリ
キュラムマネージメント」を伝えます。

持続可能な開発目標(SDGs)とは

 


http://suzuki-toshie.net/mm-images/mm648-3.jpg


■ 看護師は、人間としてどうCIVID-19の患者さんに向かったか 

8/23(日)のオンライン講演会[未来教育2.0]では、未来教育MMで多くの反響を
いただいた「特別号★親しい看護師長からのメール」のご本人のお話も伺います。
http://suzuki-toshie.net/blog/archives/323

8/29(土)のオンライン講演[未来教育2.0]では、先進的事例として熊本の公立小学校
「オンライン学習導入事例/ゼロからどう成功させたのか?」、大学など実践された先生がお伝えします。

===================
★ オンライン講演会[未来教育2.0]
http://suzuki-toshie.net/news/2731/
===================

□ 教育こそ未来だから‥

私は昔から医療と教育を疎かにするところに未来はないと信じ、学校などのインテリジェ
ント化の設計や著作、講演などで世の中へ未来教育を提案してきました。
この人生に感謝していますが、一方現実は‥この20年間この国は何を大切にしてきて、
何を大切にしてこなかったのか、今日の現状の一端は私自身にもあると思います。

今回、痛みとともにやっと社会のみんなの目が医療と教育に注がれました、今こそ真剣に
方向を変える時、ラストチャンスと感じます。

===

全編オンラインでプロジェクト学習を実行しました。鈴木敏恵

オンラインで完全にプロジェクト学習を実行しました。
   .


その看護学生へ看護師さんから、うれしい励ましを 「手書き手紙」でいただきました。ありがとうございます!学生たち喜びます、ポートフォリオへ!
   .
オンライン講演会『未来教育 全国大会2.0』でも学生プレゼンしてくれます
http://suzuki-toshie.net/news/2731/

オンライン(Zoom)打ち合わせ/プロジェクト学習公開プレゼンテーション/チャットで質問やエールや気づきを気持ちよく!/鈴木敏恵

 

オンライン(Zoom)打ち合わせ/プロジェクト学習公開プレゼンテーション/チャットで質問やエールや気づきを気持ちよく!/鈴木敏恵

 


   .
オンライン(Zoom)でプロジェクト学習の打ち合わせ、先生方としつつ描いたメモ

遠隔でも、オンライン授業、講義「人間と人間が向かい合う」を叶えるために、ちょっとした環境への工夫を

オンライン(Zoom)打ち合わせ/オンライン学習の成功とは‥「教育の前に人間と人間が向かい合う」を実現する大事さ/鈴木敏恵

 

 

画面「鼻から上の顔とか、天井だけを見たいわけじゃないのです‥」オンラインでも目と目を
   .
オンライン(Zoom)でプロジェクト学習の打ち合わせ、先生方としつつ描いたメモ

遠隔でも、オンライン授業、講義「人間と人間が向かい合う」を叶えるために、ちょっとした環境への工夫を

【未来教育MM647号】オンライン教育を成功させる4つの導入プログラム /鈴木敏恵

→大好評「鈴木敏恵の未来教育メルマガ」のご案内


━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━
★ オンライン教育のマネージメント

★ 一番重要な自分自身のマネージメント 

■ オンライン教育を成功させる4つの導入プログラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★ オンライン教育のマネージメント

何かをスタートし軌道に乗せて成功させるためにはマネージメントが必要です。
オンライン学習のマネージメントは大きく「環境のマネージメント」と「教育のマネー
ジメント」の2つに分けることができます。前者は目に見えるものが対象、後者は目に見
えないものが対象と理解も出来ます。

その2つのベースとなるのが「セルフマネージメント(自分自身を律するための能力)」です。

[イメージ図]オンライン学習を成功させる3つのマネージメント


http://suzuki-toshie.net/mm-images/mm647-1.jpg


★ 一番重要な自分自身のマネージメント

在宅におけるオンライン学習は、学ぶための集中を意図した「教室」という空間ではなく
“うち”という休息や食事などリラックスの場である「自宅」で行われます。

ゆったりとした空気や視界の自宅で、学びへのモードにキリッと自らの意志で移行する必
要があるのです。

自ら時計を見て、学習時間に間に合うように電源を入れます。

授業時間、画面と画面で先生と向き合います。画面に向かう自分の周りには、ベットや
お菓子が目に入ります。その中で画面に一定時間向かうためには相当の自己制御、セル
フマネージメント力が求められます。

本来、解放を許された空間“うち”で行われるオンライン学習は、画面の中とはいえ他者
が目の前30cmにいる慣れない状況の中、一定の時間、画面を通して自分の姿、声質、
言葉遣い、姿勢‥を自分でコントロールできる「セルフマネージメント力」を必要とします。

と同時にスムーズな双方の意思疎通と表現を取得できるリテラシーを身につける必要があります。

ここに対応する基本的な知識とスキルを身につけるために、オンライン教育を成功させる
導入プログラム1回目は、[オンライン学習]リテラシーから始めます。


■ オンライン教育を成功させる導入プログラム

<対象>
オンライン学習を成功させる4つのスタートプログラムをここからお伝えします。

4回にわたるこのプログラムは、意志ある学び=自ら考え判断、行動できることを目的と
しますので、小中高大、医療系など専門学校や新人研修などの学期はじめやオリエンテー
ションとしてたいへん有効です。


<リモートで実施>
これは、政府が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための緊急事態宣言を出したこと
に対し、私が学校の先生方と今年4月から実践したものです。
すべてリモート(主たる手段:Zoom、YouTube限定公開)で行なったオンライン講義です。

いくつかの学校と医療機関の新人研修などで実施し、自ら学びへ向かう意欲やコミュニケ
ーション力、課題解決力をなどで効果をあげたものです。

そのカリキュラムマネージメント設計と実践の概要をお伝えします。
詳しくは、8月開催のオンライン講演会にてご紹介します。

 


http://suzuki-toshie.net/news/2731/
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

◆ オンライン学習4つのスタートプログラム
[全体イメージ図]


http://suzuki-toshie.net/mm-images/mm647-2.jpg

【1回目】[オンライン学習]リテラシー

オンライン授業をスタートするために学習者に求められる「セルフマネージメント(自分
自身を律するための能力)」を身につけるプログラムを、リモート教育で実施。

□高度コミュニケーションスキル
□表現ワークショップ(体験型講座)


【2回目】[意志ある学び]思考スキル

オンライン授業を意欲的にモチベーション維持した状態で学ぶためには、そのスタートに
「今日の目標」「どう展開するのか」を共有し学生のコンセンサスを得ることが必要。

学習者自身が自らの学びを組み立て遂行するために「目標設定」はどうするのか、課題と
は何か、課題解決の思考プロセスを学ぶプログラムをリモート教育で実施。

□プロジェクト思考(ビジョン・ゴール)  
□現実の課題と課題解決の思考プロセス
□キャリアポートフォリオスタート 
 

【3回目】[自己と他者との対話]PFワークショップ

Zoomの「ブレイクアウトルーム(ブレークアウトセッション)機能」を使い、学生同士が
ペアを組みポートフォリオを活かして相互理解をはかります。自粛で学校の友達と会うこ
とのできない学生に大変、有効な成果をあげるプログラムです。

□ポートフォリオ(PF)を使ってみよう!
□まず自己と対話する、そして他者と対話する 
□高度コミュニケーションスキルを発揮する


【4回目】[チームで成果を出す]PJワークショップ

学期スタート、新型コロナで生活リズムがうまくコントロールできない、自分の健康管理
をどう課題解決したらいいのか、ネットを活かし根拠ある情報を自ら学生たちがチームで
取り組むプログラムです。

□プロジェクト(PJ)で課題解決してみよう!
□自らのライフ(健康・生活)をマネージメント
□ゴールは他者に役立つ知のアウトカム

===================
今回の未来教育MMは、8月22日のオンライン講演会の内容の一部です、[情報・申込]は以下をご覧ください。
===================

■ 社会課題を取り込んだカリキュラムマネージメント

◆ オンライン講演会[未来教育プロジェクト全国大会2.0]
8月22日のオンライン講演会は上記に続き、社会的課題(地域・少子化)に立ち向かうプ
ロジェクト学習(秋田ー横浜)の実践を紹介します。

また東京の中学校で実践している「健康・生活プロジェクト」「自らの命を守る避難プロ
ジェクト学習」も紹介します。

子どもたちの自立を目指す特別支援教育のスペシャリスト(鹿児島)から、楽しく学べる
技術や現実社会をステージに行う教育を披露していただきます。その発想力から学ぶこと
は大変、価値あるものと思います。

楽しい学生たちのプレゼンテーションもオンラインで展開します。

===================
【オンライン講演会情報・申込方法】
[公式]鈴木敏恵ポータルサイト
http://suzuki-toshie.net/news/2731/
===================

・・・

「未来教育MM」は、鈴木敏恵がご縁をいただいた方々にお送りしています。

関心のある方に、当メールマガジンを転送・共有いただけますと幸いです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■ 参考サイト
・オンラインで講義をつくる

 


http://jnapcdc.com/LA/onlinelec/

■ 参考書籍
・AI時代の教育と評価
https://amzn.to/2SRsyOF

・ポートフォリオで未来の教育
https://amzn.to/2A7dQMM

□□───────────────□□
鈴木 敏恵

AI時代の教育〜ポートフォリオ・次世代プロジェクト学習などを構想、提唱、実践。
次世代教育を実現する活動を全国で手がける。教育界、課題解決型高度医療人材・看護教育・
大学FD・新人研修・新人指導者研修、一級建築士、シンクタンク未来教育ビジョン・
未来教育クリエーター

鈴木敏恵ポータルサイト
http://www.suzuki-toshie.net

鈴木敏恵ブログ/未来教育ポートフォリオ
http://miraikyouiku.jugem.jp/

Facebook
https://www.facebook.com/mirai.kyoiku/

Twitter
https://twitter.com/suzukitoshie/
□□───────────────□□

▽「未来教育MM」に関するご意見やご感想は鈴木敏恵までお送り下さい。
s-toshie@ca2.so-net.ne.jp

▽「未来教育MM」の配信開始、配信停止はこちらから。
・配信登録 http://urx.blue/lDwD
・配信停止 http://urx.blue/odv1

※配信先を変更希望の方は、お手数ですがメールでご連絡下さい。
mm@suzuki-toshie.net

【未来教育MM646号】オンライン講演会/テーマ:今だからこそ‥人間を大切にする未来教育[未来教育プロジェクト全国大会2.0] 開催のお知らせ/鈴木敏恵

→大好評「鈴木敏恵の未来教育メルマガ」のご案内

 

━INDEX━━━━━━━━━━━━━━━━
★ オンライン講演会のお知らせ[未来教育プロジェクト全国大会2.0]

■ Web連載(1)「オンラインで講義をつくる」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★ オンライン講演会のお知らせ
[未来教育プロジェクト全国大会2.0]

[未来教育プロジェクト全国大会2.0]を下記のとおりオンラインで開催いたします。
大会テーマ:今だからこそ‥人間を大切にする未来教育
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Contents:
◆ 意志ある学び「オンライン教育」の導入から成果
◆ 現実(リアル)を取り入れたカリキュラムマネージメントの実際
◆ 学生たちによるプロジェクト学習プレゼンテーション
◆ 新型コロナ 生活リズム 自立 自律
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
==開催概要==
【日程】
・日時:2020年8月22(土)、23日(日)、29日(土)
 ※3回連続シリーズ、各13:00?16:00
・手段:オンライン(Zoom)
・定員:先着50名
・対象:教育と医療/参加条件あり(別途)
・参加費:無料
・主催:シンクタンク未来教育ビジョン

【内容】
進行:鈴木敏恵
◆ 8月22日(土) 13:00〜16:00 
[キーワード:社会課題・健康・生活・地域・少子化]
◇ ライフポートフォリオ・地域プロジェクト(秋田ー横浜)
◇ 自分の健康と命を守るプロジェクト学習(東京/中学校)
◇ 子どもたちの心を大切にした工夫(仮)(鹿児島/特別支援)ほか

◆ 8月23日(日) 13:00〜16:00 
[キーワード:多様性・新型コロナ・SDGs・社会]
◇ SDGs  多様性  国際 CIVID-19対応プロジェクト学習
◇ インバウンド/人間として大切にどう守るのか(大学) 
◇ 看護師は人間としてどう患者さんに対応したのか(病院)

◆ 8/29(土) 13:00〜16:00 
[キーワード:生活リズム/学びの継続/オンラインとリアル]
◇ オンライン授業を果敢にスタートさせた先進的な熊本の公立小学校の事例を現場の先生が
プレゼンテーション・大学ほか
◇ 参加者とオンライン交流 


【情報・申込方法】
鈴木敏恵ポータルサイトにて受付。
http://suzuki-toshie.net/news/2731/

 



【申込受付期間】
2020年7月23日(木)〜8月7日(金)正午
※上記の受付期間に関わらず、定員に達した場合は受付を締め切らせていただきます。
※内容の詳細や情報などは、同サイトに刷新しアップしますので、随時ご確認ください。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■ Web連載(1)「オンラインで講義をつくる」

オンライン講義の手段を効果的に活かし、これからの時代に必要なアクティブな学び
(アクティブラーニング)をどう実践するかに焦点を絞って解説しています。

学習者の成長とモチベーション向上に有効なオンライン学習の導入方法を、筆者が提唱
する、意志ある学びを叶える「次世代プロジェクト学習」の実践をもとに事例を紹介。
 
[連載:オンラインで講義をつくる]
http://jnapcdc.com/LA/onlinelec/index.html

 

http://suzuki-toshie.net/mm-images/mm646-1.png


内容:
01 講義を動画で配信する=オンライン化?
02 はるかに遅れている日本の教育スタイル
03 目指すのは……自らの意志で「知や情報」を獲得できる人
04 顔の見える「インタラクティブなオンライン学習」が決め手
05 緊急! 全員研修にこそ、オンライン活用
06 双方向のオンライン学習で集合研修
07 デバイスと通信環境さえあれば、今すぐにでもスタートできる
08 オンライン講義や研修で使えるいろいろなツール
09 アクティブラーニング/グループで話し合う機能
10 よき講師のあり方 〜 一方的に教えるだけでない遠隔教育へ
11 「教える人」からファシリテータやコーチとしての役割へ

===

★☆オンライン教育を成功させる4つのプログラム / その展開イメージ図 / 鈴木敏恵

 

★☆オンライン教育を成功させる4つのプログラム / その展開 イメージ図 / 鈴木敏恵

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この内容は8月に開催する[未来教育ー全国大会2.0]の内容の一部です。

「 オンライン教育を成功させる4つのプログラム」を知りたいという方は以下をご覧ください。

  ↓↓

http://suzuki-toshie.net/news/2731/ 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「オンライン授業」か「テレビ授業」か、所得で差が‥こうなると、、高所得国になりたい 。 鈴木敏恵

 

「オンライン授業」か「テレビ授業」か、所得で差が‥こうなると、、高所得国になりたい
.
「テレビ授業」は一斉、一方向ゆえに、一人ひとりの理解や気づきに添ってというわけにはいかない

★☆オンライン教育を成功させる4つのプログラム / オンライン教育のマネージメントとは/ 鈴木敏恵

★☆  オンライン教育を成功させる4つのプログラム / オンライン教育のマネージメントとは/ 鈴木敏恵(新刊用原稿より)(新刊用原稿より)

 

 

■ オンライン学習のマネージメントとは

 

 目的のために戦略的に考え工夫し、どのように資源を活かせば、高い成果や向上を目指すことができるのかを考え実行することがマネージメントということができます。資源とは、何かを生み上げるために活かせるもの、環境(=空間・インフラ・デバイスなど)、知識・情報(テキスト資料や動画コンテンツ)、人(研究者など内外の人材)、性能・機会(オンライン学習の手段、システムの)などが考えられます。

 

 遠隔という環境で行われるオンライン講義の場合、これまでのように同じ空間にいないわけですから、マネージメントとして、どう資源を活かすか、の前に、オンライン講義ならではの課題を踏まえ、この解決の上に、より効果的なオンライン学習を叶えるマネージメントを考えたいと思います。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この内容は8月に開催する[未来教育ー全国大会2.0]の内容の一部です。

「 オンライン教育を成功させる4つのプログラム」を知りたいという方は以下をご覧ください。

  ↓↓

http://suzuki-toshie.net/news/2731/ 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

★☆ オンライン教育を成功させる4つのプログラム / オンライン教育のマネージメント/ 鈴木敏恵(新刊用原稿より)

★☆  オンライン教育を成功させる4つのプログラム / オンライン教育のマネージメント/ 鈴木敏恵(新刊用原稿より)(新刊用原稿より)

 

■ マネージメントとは“活かす”こと

 

 同じ機会でも高い成果をあげる人とそうでない人がいます。

たとえば似た立地にある店舗、従業員数でも繁盛する人気店にできる人と全くお客さんがこないで閑散としている店があります。同じように、90分のオンライン講義をもっていても、学生の意欲を高め、グンと成長させる高い成果の講義もあれば、それとは真逆に学生の意欲も高まらず成長の手応えのないものもあります。

 

 その違いは、前者は、スタートする前から、「より高い成長・成果を生み出す!」という意志、明確なビジョンと具体的な到達点=ゴールイメージを持っていていたこと、そしてそれを実現させる創造的な “マネージメント力”があったから、と言えるでしょう。

 

 マネージメントとは企業経営などでは、人や物、金、時間などを有効に活かしうまく物事を運営させたり、維持、発展させていくことを意味します。

 オンライン講義のマネージメントであれば、人、情報、環境・機能、タイミング等を戦略的に活かし、より高い学習の成果や成長、モチベーションの高まりを実感することと言えるでしょう。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この内容は8月に開催する[未来教育ー全国大会2.0]の内容の一部です。

「 オンライン教育を成功させる4つのプログラム」を知りたいという方は以下をご覧ください。

  ↓↓

http://suzuki-toshie.net/news/2731/ 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

★☆ オンライン教育を成功させる4つのプログラム / オンライン教育で求められるセルフマネージメント(自分自身を律するための能力)/ 鈴木敏恵

★☆  オンライン教育を成功させる4つのプログラム / オンライン教育で求められるセルフマネージメント(自分自身を律するための能力)/ 鈴木敏恵(新刊用原稿より)

 

■オンライン教育のマネージメント

 

 何かをスタートし順調に軌道に乗せて成功させるためにはマネージメントが必要です。オンライン学習のマネージメントは大きく「環境のマネージメント」と「教育のマネージメント」の二つに分けることができます。前者は目に見えるものが対象、後者は目に見えないものが対象と理解も出来ます。

その二つのベースとなるのが「セルフマネージメント」です。

 

★  一番重要な自分自身(セルフ)のマネージメント    
 

 在宅におけるオンライン学習は、学ぶための集中を意図した「教室」という空間ではなく、”うち”という休息や食事などリラックスの場「自宅」で行われます。

 

ゆったりとした空気や視界の自宅で、キリッと学びへのモードに自らの意志で移行する必要があるのです。自ら時計を見て、学習時間に間に合うように電源を入れます。授業時間、画面と画面で先生と向き合います、画面に向かうの自分の周りには、ベットやお菓子が目に入ります、その中で画面に一定時間向かうためには相当の自己制御、セルフマネージメント力が求められます。

 

本来、解放を許された空間で、画面の中とはいえ他者が30センチの目の前にいる、この慣れない状況の中、一定の時間、画面を通して自分の姿、声質、言葉遣い、姿勢‥を自分でコントロールできることもオンライン学習は必要とします。

 

本来、いつでも自然体でいたいとは思いますが、そもそもオンラインで学ぶ状況自体が自然ではないのですから、そこにはある程度、セルフマネージメントした”自分”を映し出すこととなります。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

この内容は8月に開催する[未来教育ー全国大会2.0]の内容の一部です。

「 オンライン教育を成功させる4つのプログラム」を知りたいという方は以下をご覧ください。

  ↓↓

http://suzuki-toshie.net/news/2731/ 

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

■ オンライン教育を成功させる4段階プログラム / 鈴木敏恵

これは、今年4月に政府が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための緊急事態宣言を出したことに対し、私が4月から今日に至る期間に実践し成果をあげたオンラインで展開した講義とアクティブなワークショップです。

 

いくつかの学校と医療機関の新人研修などで実施し、自ら学びへ向かう意欲やコミュニケーション力、課題解決力をなどで効果をあげたものです。

そのカリキュラムマネージメント設計と実践の概要をお伝えします。

 

以下のすべてをオンラインで遂行しました。

 

■ オンライン教育を成功させる4段階プログラム

 

┌──────────────────────────┐
【1回目】「オンライン学習」リテラシー

 

 □セルフマネージメント

 □高度コミュニケーションスキル

 □表現ワークショップ(体験型講座)

└──────────────────────────┘

  ↓↓

┌──────────────────────────┐

【2回目】[意志ある学び]思考スキル

 

 □プロジェクト思考(ビジョン・ゴール)  

 □現実の課題と課題解決の思考プロセス

 □キャリアポートフォリオ 

└──────────────────────────┘

   ↓↓   

┌──────────────────────────┐
【3回目】[自己と他者との対話]PFワークショップ

 

 □ポートフォリオ(PF)を使ってみよう!

 □まず自己と対話する、そして他者と対話する 

 □高度コミュニケーションスキルを発揮する

└──────────────────────────┘

  ↓↓

┌──────────────────────────┐
【4回目】[チームで成果を出す]PJワークショップ

 

 □プロジェクト(PJ)で課題解決してみよう!

 □自らのライフ(健康・生活)をマネージメント

 □ゴールは他者に役立つ知のアウトカム

└──────────────────────────┘

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【お知らせ】オンライン 講演会 8月[今だからこそ‥人間を大切にする未来教育]3回連続シリーズ /未来教育プロジェクト全国大会2.0 /  鈴木敏恵

 

 

関連連載『オンラインで講義をつくる』

 ↓

12345>|next>>
pagetop