「意志ある学び」を叶えるプロジェクト学習や対話コーチング、ポートフォリオ。…創造性のある未来をかなえる哲学など未来教育の知的活動や新しい情報をお伝えします。http://www.suzuki-toshie.net/
成功の秘訣!……アクティブな学びになる”ゴール設定”が鍵!
アクティブになるためには、ビジョン・ゴールが自分にとっても他者にとっても意味あるものにすることが大切。働きながら学ぶ人の多い放送大学ならではのプロジェクト学習のビジョンとゴール。
成功の秘訣!……ゴールは『他者に役立つ知のアウトカム』
●ビジョン:自分の仕事をしながら学びのキャリアアップをしたい
●ゴール:「こう”時間・メディア・人”を活かせば卒業できる!具体的な提案集」をつくる!
●チーム/会社員チーム、看護師チーム、公務員チームなどそれぞれの仕事の状況により、そのゴール達成は変わります。
http://forests.ouj.ac.jp/ouj-f271/dt-19402.html
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■ 会 場 :放送大学千葉学習センター
■ テーマ :自分の仕事をしながら学びのキャリアアップができる提案集
■ 講 師 :鈴木敏恵(シンクタンク未来教育ビジョン代表)
■ ファシリテーター:
青木薫平(千葉大学法経学部4年)
安藤宏幸(愛媛県西条市立丹原小学校校長)
永島俊之(シンクタンク未来教育ビジョン事務局長)
藤井基博(東京勤労者医療会東葛病院診療部事務局長)
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講演会のお知らせ
<意志ある学び―未来教育プロジェクト2015のご案内>
アクティブ・ラーニングを超えて
〜自分で自分を成長させる次世代教育〜
プロジェクト学習導入から成功まで
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患者さんの心が安らぐようにと…検査室の看護師さんの作品(フェルトを切り貼り)、毎月季節感のあるささやかな手作り展示。ほんの少しの飾り付け、でも検査で緊張している患者さんにとっては、ものすごい効果!
これ「看護」です、エビデンス=だってドキドキしてたら正確な検査結果になりにくいし…ね!。敬愛する看護師さんのポートフォリオの中身。医師もほかの看護師さんたちもみなポートフォリオプレゼン大会でこの看護師さんが人知れずなさっていた患者さんへの心をこめたふるまいに胸がぐっときました。もちろん見とれて大拍手!
http://miraikyouiku.jugem.jp/?eid=396
この方だけでなく、ほんとうに多くの看護師さんがこのような行為を日常的になさっています。それを知ることができてよかった、この人生に感謝です、鈴木敏恵がもしだんだんによくなっていたら看護師さんとの出会いのおかげです!ありがとうございます!
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【鈴木敏恵 講演会】
高校も看護学生も大学生も教師も看護部長もみな実践をプレゼンします!
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放送大学スクーリングでの質問に答えます。
Q 「ポートフォリオの再構築って……最後にA3にまとめるということ?」
A いいえ 知の再構築は「まとめ」ることではありません、思考の構造化(ロジカル)が表現されたものです。A3サイズの1枚に表現するのは、知の構築、構造=「思考を俯瞰」することを意図しています。
凝縮ポートフォリオは、思考の構造を可視化したロジカルシンキングを視覚的にとらえることができるビジュアル表現ともいえます。テキストだけで思考を表現する時代は過ぎました。知のパーツをどうレイアウトして視界に映るようにするかという客観性で表現します。
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思考、判断、表現のあらわれである知の再構築のデザインは、まさしく知の凝縮コンテンツそのもの。”Why So”、”So What”が矢印でそのパラグラフをつなぎます。だからクオリティーの高い「知の再構築」は、パッとみただけでその学習者の頭の中の論理性が確認できるのです。
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「元ポートフォリオ」から「凝縮ポートフォリオ」に再構築することは、文字どおり”構築”することです。例えば、梁、柱、スラブという部材がある、それは必須の要素(部分)です。これらは適切に組み合わされ立体的な建築となり完成物!となります。梁、柱、スラブをまとめる、とは言いませんよね。、自分の手と頭で研ぎすまされた感覚とスキルでクオリティーの高い梁、柱、スラブをつくります。そしてセオリー(この場合、接合、組み合わせ=思考の構造)を原理原則として論理的に構築することとなります、プロジェクト学習に”まとめ”という活動はほぼないと言っていいでしょう、なぜなた「まとめる」には思想がありませんから。意志ある学びプロジェクト学習の根底には明確な設計思想が存在します、だから単に「まとめる」という行為はないのです、凝縮、緻密、で奥深い知を求めます。それはプレゼンテーションスキルを身につけるよりはるかにすごいこと。
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プレゼンテーションで終えない、ここが学習者にとっても教師にとってもねばりどころ。プレゼンテーションはその場のパフォーマンスでけっこうウケます、未来教育プロジェクト学習ではそれを大事としません、容易なビジネススキルにも似たことを求めません。だからこそプレゼンテーションで終えない、知の再構築、その中身、その意志を大事にします。自分の頭のなかに倫理性がありそれを
客観的に、他者にもわかりやすく表現できることを大事にします。いちばん大事なのは自分の考えを自分の口で言えること(考えるためには「自分で情報を獲得」する必要がある)。どっちが大事かといえば、自分の考え、であることはいうまでもありません。考えもないのに、器用に表現しても意味がない、そんな人を育ててはいけない。
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知の再構築…未来教育プロジェクト学習のゴールは《他者に役立つ知のアウトカム》ここに究極の戦略あり。客観性、貢献性、意志、人は自分のため、教師に提出するため、より誰かの役に立つことができるかもしれないものを目指すことで内在する知や感が湧き上がるように開くから。人間のすごさ、すばらしさ、精神性に驚嘆します。
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設計思想
先にコンセプトがあってつくりあげていく こと
建築にも教育にも設計思想がいる
設計思想をもっているかの問いは、
価値あるものを内在しているかの問いに似て
設計思想は凛として
何のために生きるのかの問いにも似て。
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【鈴木敏恵 講演会】
高校も看護学生も大学生も教師も看護部長もみな実践をプレゼンします!
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計画は戦略…《すべきことを自分たちで考え出す》
●各チーム、自分たちの目標に向かうために、必要な情報はどこにあるのか、目標へ達成するためには、どんなことをしなければいけないのか、いる情報はどこいるあるのか、手探りで情報を探す、この試行錯誤が大事。プロジェクト学習に正解はない。すべきことを自分で考え出すことができる、これが狙いです。
●【授業のあと】学生へ聞いてみました!
「とても楽しかったです、自分でしらべることを考えてしらべることができたから」「ほかのチームの発表を聞いておもったこと、チームによって情報源が違うこと、情報を手にいれる先はいろいろあるんだなとおもいました。」
「ほかのチームの発表は自分たちと違うことを言っていることがわかったので、役にたつ、おもしろい」「どうやって要ることを調べたらいいのか、これを自分で考えるちからがついたとおもいます。」
「今日の授業、、たのしかった」
「プロジェクト学習は、、自分で正解をもち引き出す、とこが楽しい」
● 【授業のあと】先生と。
先生「生徒が調べる力が身につく、、生徒がもんもんとしてる感、がよかった、授業がおもい雰囲気みたいに見えるときって、思えば、頭つかっているのでかな、」、鈴木「生徒たちがハキハキと、はい!なんてしているといい授業かなっておもうけどそれは違うとおもう。イキイキと活動しているといいなとおもうけどそれは、考える力、思考錯誤をしていることとは違う。」「先生たちは学生は困っているとすぐに助けたくなる、でもそこで先生がすぐに近づいてヒントをあげたりすると、学生たちはその先生の言ったことに対し、ハイっていいます、そうすればいいのか、と自分で」
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かるく日帰りの京都、なんていい若者たちなんだ!すごく私も学べるよ!ありがとう!
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Q 「特別支援、知的障がいのクラスでポートフォリオはできますか?」
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A はい!もちろん。以前、岐阜県立関特別支援学校へ通いました(文部科学省の達人講師派遣のご縁)、そこでポートフォリオ・プロジェクト学習をしました。
知のアウトカムは、<車椅子の自分たちがつくった車椅子の人に便利な町のマップ>です。ほかにもいろいろプロジェクト学習で凝縮ポートフォリオをつくりました。岐阜県立関特別支援学校でのみんなとのプロジェクトが本になっています。
「未来教育ポートフォリオでプロジェクト学習 6 (“夢のかなえ方”シリーズ)」 学研
http://www.amazon.co.jp/dp/4052022777
A その効果はすてきで、いままで車いすで外に出るのを親さんに遠慮していた学生が、プロジェクト学習をきっかけにカメラに関心をもち、積極的に外に出るようになり親さんに喜ばれました、もち本人もちょっと自信アップでいい感じ!
A 肢体不自由児というケースでも、寝たきりでも、口にペンで紙に毎日、線でも点でもなにか描く(紙に表現する)、それを日々、綴じます。ポートフォリオは生きている日々の証だから。
《次世代教育プロジェクト学習ーーすべての対象・学校種別でできる!》
○ 小中高校大学
○ 特別支援
○ 公的機関における研修
○ 地域の防災教育
などなどすべての対象、学種で可能です。
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【意志ある学びープロジェクト学習 講演会】
お知らせ
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ポートフォリオの中の大切なもの。ずっとまえにいただいた著書への推薦文、いただいたとき涙が出た、精一杯しようと力が湧いた。私もこんなふうに誰かの力や励ましができているかといまこれを見るとおもう。これまでが入ったポートフォリオが今日と未来の私へ力をくれる。
未来教育は、よき未来のための教育。
学校と医療をよくしたいと切望する気持ちずっと変わらない。学校は未来の源、教育はほんとうに生きる力だ、人
は誰でもときに患う。学校と医療をおろそかにするところに誰が住みたいとおもうだろうか。どんな仕事もみな尊いけれど、子どもたちのためにガンバル学校や
医療機関ではたらく人へ敬意山盛りです。そしてその人たちとたくさんあえてシアワセです。