「意志ある学び」を叶えるプロジェクト学習や対話コーチング、ポートフォリオ。…創造性のある未来をかなえる哲学など未来教育の知的活動や新しい情報をお伝えします。http://www.suzuki-toshie.net/
「言葉ひとつ」で高度な類推を果たしそれを絞り込むことさえするAI。それは文字通り「言葉ひとつ」だから機能する。
しかし世の中はありとあらゆる無限にうつろいへんかするもので満ちている。いちばん無限で読みがきかない人の心身。
だからセンシング研ぐかのように見て、耳をすませて、気配を感じ、察して動く人がいる… 看護師はすでに未来人
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AIは人類に新しい時代をひらこうとしている、たとえそれが脅威となる可能性があってもその扉は開き続ける、
どちらにしても未知なる世界はオモシロイ。
近い未来、ロボットやAIができることを人間に熱心に教育することはなくなるだろう…じゃあ何を? 鈴木敏恵
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看護師はすでに未来の人
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未来教育で大切なもの、普遍的なことを考える
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「言葉ひとつ」で高度な推察やイメージを広げ、それを絞り込むことさえする人工知能 AI。それは文字通り、「言葉ひとつ」だから機能する。
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しかし現実は 突然 雲間から陽射しがあふれ、思わぬ方向から突風が発生する、なにより人間はわけがわからない動きをする、ちょっとしたことで揺れる人の心、変わる行動、有象無象の情報があふれかえる、とても私たちの生きている世界はふくざつで「言葉ひとつ」の単純コマンドとはいかない。世の中は、ありとあらゆる不確定なものに満ち無限に変化しつづける…エントロピースペース
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「AI(artificial intelligence):人工知能」、 「AR(Augmented Reality):拡張現実」が占める社会はそう遠くない(体験してないからけっこう楽しみかも)。そのセンシングは、どこまで届き、何を感じ取るだろう
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いずれにしても近い未来、ロボットやAIができることを人間に熱心に教育することはなくなるだろう、じゃあ何を?
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人間にしかできないこと
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目のまえの現実と対座して、そこがもっとよくなるといいなと願うこと
そのありたいイメージと現実にギャップに課題を見いだし
なんとかしたい課題解決したい!とつよくおもうこと
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夢を描いたり、人の心を察したり
たとえば、共感とか…
ただ空や景色をひたすら眺め
無限へ心を放ちワクワクするとか
未来を自由自在に描くとか
わけのわからない行動をしちゃうとか、それをおもしろがるとか
シンクロする偶発に意味を感じるとか
機微・工夫・気づき・直感
クリエイティブなアイディアが内から湧きあがり高揚したりとか
たとえば、人の心を察して動いたりとか
察しているからこそ、何もしないとか
こういうのいまでも看護師さんはしていること
看護は朝から晩まで課題発見!知識もスキルも必要だけど、気づく力、先をよんで瞬時に判断してその表情と声とタッチングで安ぎを与えつつ、できる妥当な課題解決を考え出す仕事
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かなり未来になっても、IoTで社会に満ち、自動的に学習し進化するAIロボットがあたりまえの時代になっても人間にしかできないことがある。将棋やチェスみたいに四角い台の上での頭脳戦ならAIにまけても、現実ステージではそうはいかない。
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創造性・現実に対座して発揮する度胸ある器用さ・その人の心を察して(エビデンスのもとに)瞬時にしかも何気ないふうで動ける力…これをいま現在でも存分に日々発揮している看護師さんたち。
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だから看護師はいまでもすでに未来の人だと私はおもっている
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そして未来の教育では、この人間にしかできないこと、アートな器用さ、他者と共感する湧きあがる喜び、理屈や効率の一切ないクリエイティブ、惜しみなく尽くす瞬間、なんとかしたいと全身全霊で未知に立ち向かう勇気、ナィーブな生きた肌での感覚、数値化できない感性……もちろん楽しんだり泣いたり、そうしようもない自分を持て余したり、素直によろこんだり、極めて人間っぽいことをいまよりもっと大事にするようになるとおもっている。
次世代教育
プロダクトを生む学習
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プロジェクト学習の成果物 (Product) とは…
凝縮ポートフォリオ = 他者に役立つ“知のアウトカム”
それは、調べたことの「まとめ」でも
やったことの「報告レポート」でもありません。
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もっととも有効なプロダクト
それは、他者に役立つ「具体的な提案」
なぜならば…課題解決力、論理的思考を身につけることが
プロジェクト学習のねらいだからです。
他者に提案するためには論理的思考、根拠ある情報、わかりやすさ、貢献性、
簡潔性、知の構造の理解がいる、相手の思考回路や状況を把握しようとする必要があります。
プロジェクト学習の成果物 (Product) をうみあげることが目的ではなく、このプロセスで成長すること、思考力、判断力、表現力を身につけることが目的です。
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2001 未来教育書籍より
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プロジェクト学習
自ら課題を見いだし、根拠ある情報を獲得し、チームで話し合い、課題解決のアイディアを生み出します。こうすればという「具体的な提案」を俯瞰性のあるデザインで表現します。
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元ポートフォリオを再構築して凝縮ポートフォリオをつくります。
読んだ人の役立つ論理性・エビデンスが鍵となります。
目標へのプロセスで様々な経験をしコンピテンシーの修得、成長します。
元ポートフォリオを再構築して「凝縮ポートフォリオ(他者に役立つ知のアウトカム)」を生み出します。
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■修得知 : 凝縮ポートフォリオ作成で「身につく力」
・ =プロジェクト学習のねらい
□ 俯瞰視座 □ 普遍性 □ 思考力 □ 論理的思考
□ 客観的思考 □ 経験の価値化 □ 暗黙知の顕在化
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<ポイント>
プロジェクト学習の成果物とは調べたことの「まとめ」ではありません。
知の成果物には、自分のビジョンゴール=価値観を必要とします
「調べ学習」=「プロジェクト学習」ではありません
探究、調べる、アクティブ、これらはPBLの活動の一部です。
プロジェクト学習には自分の意志で向かう目標と自分の考えが存在します
凝縮ポートフォリオは、不要なものを一切研ぎおとし、自分の考え出した解決策が伝 わるように最適に組み立てること
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プロジェクト学習の成果物 (Product) = 他者に役立つ“知のアウトカム
・ 再構築(凝縮ポートフォリオ)のつくりかた
・再構築フォーマット
・再構築説明3.(Pdf)
サイト
http://miraikyouiku.jugem.jp/?eid=430
サイト
http://www.toshie-suzuki.net/strategy/menu.htm
サイト
http://www.mirai-project.net/whatis/mp6.gif
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参考:
書籍「総合的な学習・プロジェクト学習ポートフォリオ解説書
―21世紀を生きる力が身につく! (意志ある学び未来教育2003)」
http://www.amazon.co.jp/dp/4873841127
出版:教育同人社
書籍「プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく 」
45ページ、113ページ
http://www.amazon.co.jp/dp/4316803506
出版:教育出版
主 催 :金沢市社会福祉協議会
会 場 :石川県社会福祉会館 大ホール
日 時 : 平成27年2月17日(火)
対 象 :金沢市内の認可保育所(80施設)の理事長・園長・保育士 その他職員
形 態 :講義+ワークショップ
ねらい :独自の防災マニュアル作成や、防災訓練の手法を学ぶ
講 師 :鈴木敏恵(元内閣府中央防災会議専門委員/防災人災育成/避難)
・避難シミュレーションで命を守る!(鈴木敏恵/教育同人社)
・避難シミュレーションシート集S(鈴木敏恵/教育同人社)
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