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日本赤十字秋田看護大学・大学院/大学FD/SD研修会 ポートフォリオ講義  鈴木敏恵

 日本赤十字秋田看護大学大学院看護学研究科非常勤講師として講義 
講師 鈴木 敏恵 






大学FD
/SD研修会


ポートフォリオ/厳しい雪、寒さの中 黙々と働くひとへ         鈴木敏恵

 機上でも誰もがきっちり自分のすべきことを果たし雪の秋田へ5分ほど遅れ到着したJAL。
吹きすさぶ雪風のなか、うつむき加減にただ黙々と地上で作業する人たちがいる。
祈りにも似たきもちで、届かぬ相手に深く頭を垂るる私。
どれだけの会ったことのない人に、いまこのつつがなさを維持してもらっていることだろう。


むかし母が「仕事はどんな仕事でも尊いもの」と言っていた。

ほんとうにその通りだとつくづくとおもう。







キャリアには社会的なものと内なるものがある …鈴木敏恵

キャリアは仕事や経験、ときにそれらを通じた生き方の一貫性をさす

キャリアにはふたつある
キャリアには社会的なものと内なるものがある



キャリアにはふたつある
他者や社会にとって価値あるとみなされるキャリアと
自分の内で静かに選択し、自分の内にゆっくり積み重なるキャリアと



たとえばアメリカで一流の証券会社で働き巨額の実績をあげていたインドの若者が
自分と向き合い、自分の祖国の両親のもとで自分の国のために働こうとしたとき

まわりの人は「これまでのキャリアを捨てて」 という

しかし内なるキャリアは何も失っておらず、むしろ高見へ飛躍したともいえる

どんなに周囲が評価しようと
自分の心がその仕事や経験に普遍性や価値を見出し自分のものとしていなければ
そのキャリアにどんな意味があるだろうか…

自分の信じた道を選んでいくとき、はじめて
その仕事や経験がどれほど壮絶であっても
どれほど地味であっても、
ふとふりかえったときに輝くのではないか

避難訓練で得たことをマニュアルに活かす…鈴木敏恵

 避難訓練で得たことをマニュアルに活かす、
そのことなしにそのマニュアルが活きることはまずない。


  なぜならば、
  避難訓練はその地のその施設のその人たち、その子達が行うものであるから。
  本当にそこに役立つマニュアルにしようとおもうなら、
  そこで行われる
避難訓練こそが 
  課題や特性が動的に顕在化する場であるから。

  しかし…課題は
  行った避難訓練から何を嗅ぎ取ることができるかだ。
  そこから唯一性、価値化、顕在化できるかが勝負となるかである。

  目の前の現実や不確定要素や
  そこだけの事情がはいっていないマニュアルにほぼ価値はない

  あたりまえで地味な
マニュアルに命を吹き込むことができるかどうかは
  本気で生き、本気で考え、唯一性をいかに見出せるかにかかっている

┌───────────事前学習  防災教育 避難訓練○──┐

家の中 3.11地震 

http://www.youtube.com/watch?v=9bEQ0uluC44

 

病院−機能保持をめざして

http://www.youtube.com/watch?v=K3Irmiiw8o4

 

病院−都市施設の機能保持

http://www.youtube.com/watch?v=p07UiCjutks
└──────────────────────────────┘

論文サイト CiNii:さあ、いま課題を発見し解決しておこう! : リアルイメージングを通して (特集 いのちを守る防災・安全教育) 心とからだの健康 : 子どもの生きる力を育む /鈴木 敏恵

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論文サイト:CiNiiについて

CiNii(NII学術情報ナビゲータ[サイニィ])は、論文、図書・雑誌や博士論文などの学術情報で検索できるデータベース・サービス。

https://ci.nii.ac.jp/

ポートフォリオ「Sweet Memory in アメリカ山公園」イルミネーション   鈴木敏恵



立体都市公園
横浜もとまち
アメリカ山で
撮影しました。

ポスターよりずっと控えめでシンプルでいいイルミネーション。

とても気にいりました。

鈴木敏恵






もう少しで空が明るくなるくらい無我夢中で無から有をうみだすこと…を何回もったことだろう。

未来教育を夢見て
ずっとずっとそれを現実に一つひとつカタチにして、そのあとカタチなきものにして今日に至っています。

次の本を書いていて、キーボード。



コーヒーが切れて元町スタバへ。

ハウスブレンドを250g買って小さなテープルで書きやすいペンでそこでも原稿の続きのアイディアを考えて、雑踏を愛して。

早く入力しようと自宅へむかう途中

夢の道






夢みたいに現実を生きてきてここにいる
















目に見えるものの奥に、目に見えないものだけを感じて、見て、表現して。

こんどの本は人生と仕事を愛おしく新しくさせるポートフォリオの本。

2013の夏には世の中に出て、まっていてくれる人に届くといいな。

もう少し。


Sweet Memoryは「素晴らしい思い出」という意味
桜満開で自分がつくった未来学び舎を見上げたり
大勢の人によかったよと言われたりしたこともあったけど
みな過ぎたこと。
「素晴らしい思い出」は山程あるけれど
それが今を生きる動機には一切ならない。
思い出を反芻して生きる気はみじんもない。

まだ見ぬ未来だけが私の心をつかみそこへ連れていく
私に見える未来をカタチにして伝えられるものにする仕事をする
ただただそのときが積み重なり、いま。

いまこのささやかで確かなときだけが私を満たす
いいものを、心をこめて生みだしたい

建築もオブジェも企画も本もみな同じところから湧いている
私の奥からあふれる希求するなにか
共通しているのは、現実よりリアルに完全な絵が私に見えているということ
それを誰もが目でみえるようカタチに表現することが仕事みたい

未来デザインの仕事が至福となりいまも変わらずわたしを包む
心が満たされるーたぶんそうそうある人生ではない

だからこそ敬虔な祈りみたいに
目の前の仕事をしていこう
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