April 2012  |  01 02 03 04 05 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

大学「普遍教育にてプロジェクト学習」ティーチング・ポートフォリオ no.3/鈴木敏恵



■ 
第3回目の講義 =
 フェーズ  [準備] 
 [ビジョン・ゴール]       

テキスト
『プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく』


■ 二つのプロジェクトの説明…内容と修得知(身につく力)

 ◆ Tプロジェクト:『著作権のアドバイスができるようになろう!プロジェクト』
   題 材: 著作権(情報活用)
   目 的: 著作権の心配なく情報を活用できるようになりたい  
   目 標: 『こうすれば著作権の心配なく使えます!アドバイス集』をつくる
 
   対 象:学芸員や図書司書を目指す人・大学生 
   概 要:学芸員や図書司書になったつもりで、著作権の相談に根拠をもって
       アドバイスする…そのために知の成果(凝縮ポートフォリオ)を活かす
   チーム:美術館チーム 町図書館 チーム 学校図書館チーム 動物園チーム
       水族館チーム 植物園チーム 歴史博物館チーム
       科学博物館(岩石・鉱物系)チーム  科学博物館(生物系)チーム 
       自然科学博物館(気象・宇宙)チーム
   修得知:著作権の基本…関係する法律】【根拠ある情報への真摯な態度
       【伸びやかに"使いたい情報"を活用できる力】
       【わかりやすく説明できる力】【礼節】【コミュニケ―ション力】
       【チームビルディング手法】【社会資源への気付き】
   評価観点:[目的を絞った情報獲得力][チームへの貢献]
                       =具体的な行動は何か:ポートフォリオへ

 ◆ Mプロジェクト:『課題解決力のある大学生になろう!プロジェクト』
   題 材: 大学生・課題解決
   目 的: 大学生(自分たち)の成長のために
   目 標: 『大学生に役立つ課題解決集をつくる!〜情報活用と行動の提案〜』

   対 象:   千葉大普遍教育 大学生 
   概 要: 大学生が各自自分の成長に関する課題を見出し、その課題解決策を
        創造的に生み出す、知の成果「凝縮ポートフォリオ」を生み出す
   修得知:【課題発見力:目の前の現実から課題を見出せる力
       【課題解決力:エビデンスをもとに分析、分類、関係…俯瞰力
       【発想力:しなやかなアイディア
       【独創性:型によらないアイデアを生み出せる

   評価観点:[チャレンジブルな自己目標か]
       ・[目の間の現実から生み出したものか]
       ・[自分の頭から生み出したものか]
       ・[実効性はあるか]   

■ 今日の目標1:『大学とはどんな所か考える』  (一人思考 思考共有)
         駅や自宅とのちがいは?
         大学でないとできないことは?
         大学ならではの、機能や資源は?
   
         身につく力【知的環境を広げる大事さを知る】
              【題材へのイメージを広げる方法】
              【多面的な視点をもつ知の可視化】
               テキスト 76P、172P
 
 ■ 今日の目標2:『目標のたて方をつかむ!』 
          セルフコーチング    テキスト:43P、85P
          身につく力【目標設定力】
          key:好きなだけではテーマにしない!
 
 ■ 各チーム「チームテーマ」設定:チーム打ち合わせ

 ■ 自己活動1: Tプロジェクト チームメンバー全員で 
       ポートフォリオに [準備] のコンテンツ入れてくる 5/10
                           テキスト176P

 ■ 自己活動2:Mプロジェクト 自分の目標を決める!

   目 的: 大学生(自分たち)の成長のために
   目 標: 『大学生に役立つ課題解決集をつくる!
              〜情報活用と行動の提案〜』

             Mプロジェクトの [ビジョン・ゴール]評価の観点 テキスト43p
      目標設定セルフコーチング:
         これは本気で向かうに値する
        「この現状をなんとかしたい」というものか

       □ チャレンジブルな自己目標か
       □ 目標とするに値する「課題」からうまれているか
       □ 自分の目の間の現実から生み出したものか
       □ その到達への方法にいままでした事がない要素を含むか
       □ それは大学の科目、講座、学びを充実性、効果を高めるか
       □ それが叶うと大学で学ぶ者(大学生)として成長実感・誇りをもてるか
       □ それをすることで成長するものは何かが言えるか
       □ それはほかに何に役立つか、活用応用できるか言えるか
       □ そのために必要な能力、スキル、工夫についてかき出せるか
       □ 目標到達した自分の状態を誇らしく感じ一層精進心が湧くか
       □ 自立・自律・知的態度・さらなる成長にどう効果があるか語れるか
       □ 実効性はあるか 

テキスト:「プロジェクト学習の基本と手法」著 鈴木敏恵
 http://www.amazon.co.jp/dp/4316803506

・未来教育クリエータ 鈴木敏恵

Q&A「再構築/凝縮ポートフォリオ」作成について      鈴木敏恵

★ 「再構築」に時間がかかりすぎる、どこまでその内容を求めたらいいか
 key 『簡潔な表現ができるためには、本質や普遍性が押さえられているかが鍵!』

まゆみ先生:「鈴木敏恵の本を読んで凝縮ポートフォリオまでやってみました。生徒たちはやりがいを感じ意欲的に取り組んでくれてとても効果的と実感しています、しかし凝縮ポートフォリオに熱心で時間がかかりすぎる、という声があります、どこまでその内容を求めたらいいでしょう?」

鈴木:生徒さんの凝縮ポートフォリオを見せていただきました、熱心!ってわかりますね!確かに表現に時間かかっている感じ。文章が長くて主語はなんだっけっていうところもありますね。ここに書いてあること全部でなくても伝わりそう…。再構築は読んだ人に役立ち行動変容までつながる表現ができることが鍵といえます、そのためにはものすごく細かくぎっちり書いてあるよりも、イメージ全体が具体的でわかりやすく伝わる表現であることが効果的です。まず「俯瞰してごらん」「あなたのテーマ(ゴール)は何だっけ?」「そのためにゼッタイに必要、というところはどこ?」「なくてもわかるところってある?」「"もっとも"簡潔な言い方の工夫ってある?」というように自分で改善したり、推敲できる力を高めるコーチングで成長をさそえるかも。すぐに応えを求めないでね。しばらく沈黙OKで。熟考をさそえるように一つひとつ熟考や俯瞰を誘えるように。間をおいて言ってね。凝縮ポートフォリオをつくることが目的なのではなく、自分のものを客観的に見る俯瞰や推敲できる力や、常にもっとよくしたいという意志を宿すこそたいせつなのだから。生きていくなかでこれからずっと使えるし…

『簡潔な表現ができるためには本質や普遍性の押さえができるかが鍵!』
青本「プロジェクト学習の基本と手法」63Pの評価の観点も生徒さんへ先に提示してください。再構築の仕方は,51pをどうぞ!

「Outcome Based Education(OBE)と未来教育プロジェクト・ポートフォリオについて」   まったく異なる次元から…  鈴木敏恵

 <OBEと未来教育プロジェクト・ポートフォリオついて>関係を聞かれて返信したメール

医学教育で最先端とされているOutcome Based Education(OBE)やその広がりや時期がいつかは知りませんが、鈴木敏恵が当初から生み出した考えとほぼおなじようです。しかし、上の展開や流れは、普遍的とおもいますので 当然でしょう とおもいます。医学教育という最高高く究極が求められつづける領域で最高の教育が求められ開発されること納得です。

私はクリエイティブでないものはほぼ一切関心が湧かないのです、「いわゆる○○論をたたかわす、」ということも不得手です、それは固定したものを前提としている気がするからです。すで型ができあがっているものも関心がみじんも湧きません。絵描きが魂奪われるかのように、描く鮮烈に湧きあがる感じももの、そのシーンが私の心をうばいます。無から有を、形なきものから形あるものを生み出すことだけ心うばわれます、知のデザイン、構想、未来教育、ここ生きたい。

できるなら誰かの役
立つため懸命生きている人、私のもてるものですべてを尽くしたいです。できれば私はそこ役立つもの生み出したい。
私はただただ創造的生み出すことだけ価値を感じ、直感的自らから湧き上がるものを光と感じています。

どんな社会的高いと言われれる立場の人より、
自ら見える世界の構築工夫して最善尽くして生み出す人親しみを感じます
ゴーギャンやピカソやスティーブン・ポール・ジョブズ、リナックスのトーバルズなど…
自分の仕事黙々と最善を尽くす市井の人も敬意を感じます。3月16日あった人など
http://miraikyouiku.jugem.jp/?eid=154

私がしたいことできることはひとつです。目の前の世界をみて直感的創造知を生みだせることです。そのとき集中することで私のなかはほぼ完璧見えているのです、理想の具現化されたものがディテールまで。動いて。
私はこれを、他者見えるよう伝えるミッションを自分のなかつよく感じています。

そのために生きています。伝わるためは 私のあたまの中
的確な言葉や形、スケッチなどにして表現できることが要ります


わかりやすい図や言葉にして構築できる語彙や端的な表現への工夫もいります。私に与えられた才が私をたすけます、それはぎりぎりのきわどさと裏腹です。すべてをすててすべてを得ているつよくてはかなくてゆるぎない確信で生きています。

自ら意志を胸にゴールを目指し、知的アウトカムを生み上げるという
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ポートフォリオ用 [アクションシート]      設計:鈴木敏恵

ポートフォリオ用 [アクションシート] 
ポートフォリオ用のファイルにはアクションシートを使います。
意志ある学び を叶えるためには、「目標・成果・評価」を
自分自身のものとしてむかいます。
(真ん中の余白を極力広くとりA4サイズでプリントアウト)
http://www.mirai-portfolio.net/workshop/live2.pdf

大学「普遍教育にてプロジェクト学習」ティーチング・ポートフォリオ no.2/鈴木敏恵 

 キャンパスに輝く小さき花

















■ 
第2回目の講義 =
 フェーズ  [準備]
  学びへの姿勢「自分で自分を成長させる」  

テキスト『プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく』

 プロジェクト学習スタート ふたつのプロジェクト 鈴木敏恵

● 「ポートフォリオの種類」による「機能と活用」を理解する 155161p

□ 授業の手法「プロジェクト学習とポートフォリオ活用」を理解する 24P

□ この授業はプロジェクト学習で進めます。

□ 最後に凝縮ポートフォリオを作成(事例提示)

● 授業の展開「プロジェクト学習のフェーズ展開」を理解する21P

□ フェーズで「身につく力」を知る 22P

□ セルフコーチングで「自分で自分を成長させる」という考え方 23 P

□ 自覚・再現性・恒常性  75p

□ 「覚える」ではなく、「その力を身につける」という姿勢でいよう

● 取り組む二つのプロジェクト学習を把握する

□ 一つは、Tプロジェクト…チームで進めるプロジェクト学習。テキスト84Pの図。

□ 一つは、Mプロジェクト…マイテーマのプロジェクト学習です。一人で遂行します。

Tプロジェクト

  ねらい:「知・情報」を安心して「活用できる力」を身につける

 ┌──────────────────────────────────┐

   <著作権のアドバイスができるようになろう!プロジェクト>

 題 材: 著作権

 目 的: 著作権の心配なく情報を活用できるようになりたい

 目 標:『こうすれば著作権の心配なく使える』アドバイス集をつくる!     └──────────────────────────────────┘

◇ 意志ある チームビルディング

【主プロジェクト (マイプロジェクト)】                  

◇ 【課題発見力】

  1週間、自分の授業(科目)、学習や仕事の課題を発見する 

・使用テキスト:プロジェクト学習の基本と手法

http://www.amazon.co.jp/dp/4316803506

 ・鈴木 敏恵

http://www.suzuki-toshie.net/

未来教育デザイン…コンピテンシー <自覚・再現性・恒常性で身につく>  鈴木敏恵

  写真:西からの帰路 機上からの富士:
                     
 4月。新しいスタート。
 東京、山口、千葉、神戸、岐阜、大阪…各地で若者たちへ話す機会を得ます。
 未来教育デザイン…コンピテンシーを高めようと次のような考え方をつたえます。

たいせつなのは、知識やスキルを得ることではなく、コンピテンシーの修得。
コンピテンシーは、知識やスキルを現実に活用、応用できる力…実践知
コンピテンシーは、座学では叶わない。
コンピテンシーは、それをしたい、そうしたいという、意志がいる。

コンピテンシーを高めたいとおもうなら、
学習者自身が「覚える」という学びの姿勢ではなく
学習者自身が「それができる力を身につける」という意識、意志がいる。
だからそのまま学習者へ伝えます、
「覚えるのではなく、それができる力を身につける、というつもりで、その力を身につけると意識して自覚してむかおう。」と。
「自覚して、修得したら、すぐに自分で再現性を意識する、やってみる、できる、条件がちがくてもできる…恒常性となる」と。

┌──────────────────────────────────┐

        <コンピテンシーは、自覚・再現性・恒常性で!>

◆ 自覚:
   「覚える(暗記)」ではなく
   「それが出来るようになる」
   「それを身につける」という意識(自覚)で向かう。
   それが出来ること、その力が身につくこと、を自覚する
   そして  やってみる  → できた

◆ 再現性:
   同じようにできるか、すぐにまたやってみる
   あるいは、ちがった状況をあたまのなかでイメージしてみる
   やってみる  → できる

  「身についた」というささやかで謙虚な自信
           (自信とは自分を信じること)

◆ 恒常性:
   ちがった条件でも、異なる環境でも…「できる」
   身につけたことを活用できる、応用できる
   これがコンピテンシー

└──────────────────────────────────┘
C)鈴木敏恵. 新刊予定『意志ある学びーー未来教育』より



大学「普遍教育にてプロジェクト学習」ティーチング・ポートフォリオ no.1/鈴木敏恵



…意志ある学びーこの世は「知の果樹園」  鈴木敏恵


 いろいろな種類の桜があふれるように咲くキャンパス
 いろいろな表情、まっすぐな眼差しの若者たちとの出会い
テキスト
『プロジェクト学習の基本と手法―課題解決力と論理的思考力が身につく


<意志ある学びーこの世は「知の果樹園」>  鈴木敏恵

■ 第一回目の講義
□ この世は「知の果樹園」ということ。
□ ポートフォリオは自ら手を伸ばし得たリンゴを入れるもの

□    意志ある学び こそあなたに未来をつれてくる 
□   プロジェクト学習とは、目的と目標を自ら明確にして向かうもの。
□  ポートフォリオは、目標へのプロセスをいれるもの。
□  ポートフォリオとは、バラバラの情報を一元化するツール。作品集。
□  一元化すると価値がみえる。俯瞰できるから。

□ 資格、スキル、スペック、学習歴、経験…それを「なにに活かしたか」をポートフォリオに入れます。
□ この世界に何人いても、たったひとりしいないあなたのもてるものは、スキルや資格をこえる。
□ 心とふるまいが一致できる仕事ができたらいいな 

□  毎回りんごを獲得してドアをでるようにしよう。
□ 今日あなたはどんなリンゴを手にいれましたか?

鈴木敏恵「千葉大学普遍教育 木3講義俯瞰」



鈴木敏恵「千葉大学普遍教育 木3講義俯瞰」ポートフォリオ・プロジェクト学習による展開となります。

「三井記念病院 ポートフォリオ活用動画/鈴木敏恵 未来教育研修 講師」 鈴木敏恵

三井記念病院 ポートフォリオ活用動画/鈴木敏恵 未来教育研修 講師


  三井記念病院看護部は新人育成にポートフォリオ導入

  意欲あふれたすばらしき新人がたくさん集まります。


「ポートフォリオ教育が魅力で決めた!」と

        笑顔で手をあげてくれた新人看護師たち ↓

 


未来教育プロジェクト・ポートフォリオで新人研修を例年、鈴木敏恵が講師をしている東京の病院。当初から継続的にポートフォリオを指導アドバイスさせていただいているところです。
 

楽しいワークショップ:チームで知恵や工夫を集結!

研修後、輝く笑顔の新人看護師さんたち。

2012.4.6 鈴木敏恵による新人研修にて

◆ ポートフォリオが前向きてすてきな新人の心を成長へ誘う 
 今年も4月6日にプロジェクト手法によるワークショップ構想&講師をしました。
 例年、前向きでイキイキした新人さんたちです。今年は、さらに一層モチベーション高く、自分の頭で考え、他者とゆたかに対話でき、課題解決力の高く、向上心の高い方ばかり。ここを選んだ理由が、本質的なポートフォリオ活用、プロジェクト学習などで自分が成長できそうだとおもったからということでした。とてもうれしいことでした。



ポートフォリオ研修
http://dcms.gxp.jp/mitsuihosp/nurse/syusyoku/kyoiku_kensyu/portfolio.html
医学書院 記事
http://www.igaku-shoin.co.jp/paperDetail.do?id=PA02884_01
医学書院 書籍
http://www.igaku-shoin.co.jp/bookDetail.do?book=58228
 

教育デザイン…「理念と目の前の現実をリンクさせる」医療者・薬剤師

心ある医療者育成への教育デザイン
 

文科省/日本薬学会薬学教育委員会は「求められる薬剤師像とその責務()」を作成している。

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/47/siryo/attach/1315590.htm

┌─────────────── A ───────────────────────────────┐

豊かな人間性と医療人としての高い使命感を有し、生命の尊さを深く認識し、生涯にわたって薬の専門家としての責任を持ち、人の命と健康な生活を守ることを通して社会に貢献する。

└───────────────────────────────────────────────┘

 多くの現場の誠実なプロは、Aを知らずしても、

 心込めて目の前のたったひとりを大切にいつくしんでいる。

 たとえ多忙さなどで そうできないときでも、そうでありたいと意識している。

 

 つきるところ人間として「どう生きるか」ということ…。

 それって教育できるの?

 アタマとふるまいってそう容易く一致するの?

 教えたらそうなるの?

=========================================

 どんな分野領域も  A  (理念など)は高く崇高なもの。

 そう本当に芯から思い、そうありたいと常に深く意識している、、実際 理念のとおりあろうと

 しつづけること、は意外に……とおもう。理念と現実の異次元てき乖離はないか?

 じゃあ、薬学生の育成、臨地実習など、どうしたらいいのか

 活字として印刷されている Aを目でおうだけじゃ身に入らない。

  Aを壁にはったり、掲げるだけじゃ人は Aをわすれる。

 エライ人が読み上げるだけじゃ人はそうできない。

 

 自分ごととして理解できるか、

 自分の脳裏にそのシーンをまずは浮かべることができるか?

 目のまえの現実の患者やその周囲の人、状況、、のなかで……

    <<鈴木敏恵が考える教育デザイン>>

 

 実習の事前学習、というか事前の心持ち で以下のシーンをしてみる、たとえば

┌─────────────── A ─────────────────────────────┐

豊かな人間性と医療人としての高い使命感を有し、生命の尊さを深く認識し、生涯にわたって薬の専門家としての責任を持ち、人の命と健康な生活を守ることを通して社会に貢献する。

└──────────────────────────────────────────────┘

 

  A  について一人ひとりどう受け止めているか、自分の言葉ではなしてみて、、

    といったらどうだろう?  

 「 A  って、たとえば?」

 「 どんなシーンで A  が反映されるとおもう?」 

 「 どんなシーンで A  を基軸とした判断を要求されるとおもう?」

 「 臨地実習へいったとき どんな A を目撃(?)することができるだろう?」

 「 たとえば?」

  と学生にいう。学生はアウトカムする

 

6年修了時に必要とされている資質は以下の通りである。

1.(薬剤師としての心構え)

薬の専門家として、豊かな人間性と生命の尊厳について深い認識をもち、人の命と健康な生活を守る使命感・責任感を有する。

    って、たとえば?」「どんなシーンがあるだろう?」とか学生にいったらどうだろう

2.(患者・生活者本位の視点)

医療人としての倫理観を有し、常に患者・生活者の立場に立って、これらの人々の安全と利益を最優先する。

  「  って、たとえば?」「どんなシーンがあるだろう?」とか学生にいったらどうだろう

3.(チーム医療への参画)

医療機関や地域における医療チームに積極的に参画し、相互の尊重のもとに薬剤師に求められる行動を適切にとる。

  「  って、たとえば?」「どんなシーンがあるだろう?」とか学生にいったらどうだろう

4.(医療のためのコミュニケーション)

患者、生活者、多職種から情報を適切に収集し、これらの人々に有益な情報を提供するためのコミュニケーション能力を有する。

  「  って、たとえば?」「どんなシーンがあるだろう?」とか学生にいったらどうだろう

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  鈴木 敏恵          s-toshie@ca2.so-net.ne.jp

  オフィシャルサイト   http://www.suzuki-toshie.net/

  シンクタンク未来教育  http://pbl21.heteml.jp/vision/

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鈴木敏恵プロフィール 2012

 ■ 鈴木敏恵:プロフィール

    未来教育シンクタンク  一級建築士 千葉大学教育学部特命教授  日本赤十字秋田看護大学非常勤講師

「意志ある学び」を理念とし、21世紀の教育を構想、提唱、自らも実践。未来教育プロジェクト学習やポートフォリオを手法とし、自ら学ぶ意欲、考える力、 課題発見力、課題解決力、イメージ力を高める人材育成を全国で手がける。教育界、医療界、自治体など公的機関の指導者養成、人材育成など広く活躍。リスク マネージメント教育、防災教育、メディアリテラシー、コンピテンシー育成。プロジェクト手法による目標管理、新しい評価観などを提案、指導。プロジェクト を成功させる全体構想コンサルタントとしても企画から実践まで支援。FD:Faculty Development、人を成長させる評価と実践的コーチング手法を全国各地で指導。文部科学省「確かな学力の育成に係る実践的調査研究H22」事業採択団体「シンクタンク未来教育ビジョン」代表。

◆連絡先 E-mail: s-toshie@ca2.so-net.ne.jp

◆著 作:
『課題解決力と論理的思考力が身につくプロジェクト学習の基本と手法』教育出版
『看護師の実践力と課題解決力を実現する!
    ポートフォリオとプロジェクト学習』 医学書院
『A4資料資料挟成功術』 商周出版(台湾)
『夢ファイル』日本実業出版 
『この国の教育のあり方(共著)』アルク
『目標管理はポートフォリオで成功する!』
『ポートフォリオ評価とコーチング手法』 医学書院
『ポートフォリオで進路革命!AO入試・評価指標・デジタルポートフォリオ』
                     学事出版
『ポートフォリオで評価革命!』学事出版
『こうだったのか!ポートフォリオ 成長への戦略/思考スキルと評価手法』学研
『これじゃいけなかったの?総合的な学習 これが成功戦略!
            プロジェクト学習&ポートフォリオ活用』学研
『マルチメディアで学校革命!』小学館
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