「意志ある学び」を叶えるプロジェクト学習や対話コーチング、ポートフォリオ。…創造性のある未来をかなえる哲学など未来教育の知的活動や新しい情報をお伝えします。http://www.suzuki-toshie.net/
写真は、朝霞七小の子どもたちが、(江戸しぐさ)朝霞しぐさプロジェクト。傘をさしてすれちがうとき、相手に配慮して傘を傾けるしぐさを練習している様子。
意志ある学びー未来教育プロジェクト学習を実践かつ広げてくださっている永島俊之先生の報告です。
<埼玉県朝霞七小公開研究会でプロジェクト学習>
永島 俊之(館山市立富崎小学校 教務主任兼複式担任)
去る平成23年11月25日、埼玉県朝霞市立朝霞第七小学校で、公開研究会が開催されました。研究テーマは「自ら課題をもち、自分の言葉で表現する子どもの育成」。
市教育委員会より3年間の研究開発学校の指定を受け、各教科・領域における言語活動の充実をサブテーマに取り組んできました。そして、そのための中核となる手立てとして、プロジェクト学習、コーチングの理論を取り入れ、各教科でプロジェクト単元を開発・実践し、本公開研究会で学習展開と提案を行ったわけです。
全部で次の5つのプロジェクト学習が展開されました。
○1年体育科「めざせ! 運動大好きプロジェクト」
○4年社会科「野火止用水プロジェクト」
○5年家庭科「バランスの良い朝ごはんプロジェクト」
○6年総合「朝霞しぐさプロジェクト」
さまざまな教科にわたる展開では、子どもたちの活動が前面に打ち出され、自律的で、利他の心をもち、強い目的意識と相手意識をもって知識や技能を活用していく子どもの姿が見られました。プロジェクト学習が言語活動の充実に有効であること、そしてさまざまな教科で実践できるということ、コーチングが子どもの自律的な活動を促進指していくことなどが検証されました。写真は「朝霞しぐさプロジェクト」の一こまです。
永島は、縁あって5年間、本校の研究にかかわらせていただいていました。その関係で、全体会で講演をさせていただきました。
演題は「21世紀型学力とプロジェクト学習」。60分間の講演の中で、コンピテンシー、プロジェクト学習、コーチング、そして各学習展開の価値についてふれました。鈴木敏恵先生から学んだことから、ぜひ参観者の皆様に伝えたいことをお話ししたつもりです。
●アンケートより
参観者の皆様は大変集中してお話を聞いて下さいました。そしてアンケートでは「コンピテンシーを育成することの大切さが分かった。」「プロジェクト学習の有効性を感じた。」「とても面白い内容で、あっという間だった。」という声がありました。
『管理建築士(建築士として3年以上の設計その他の国土交通省令で定める業務に従事した後、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関が行う管理建築士講習の課程を修了することとされている。新建築士法施行は平成20年11月28日)』の講習考査。
会場:みなとみらい「パシフィコ横浜」
終日講義にて改めていろいろ学びました。管理建築士をもっていないと一級建築士事務所としての仕事はできません。内容は建築そのものを問うものもありますが、一級建築士事務所のマネージメントやコンプライアンスを問うものでもあります。鈴木敏恵は「目標管理はポートフォリオで成功する」という著作をもっていますが、目標管理:マネージメントは、建築であろうと医療であろうと学校であろうとみな同じと実感。考査も無事終了。