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落合陽一『これからの世界をつくる仲間たちへ』 小学館/教育関係者 進路指導の先生 保護者の方に読んでほしい本。鈴木敏恵

 

落合陽一『これからの世界をつくる仲間たちへ』 小学館

 

どんな未来社会になるか

 学習指導要領の「生きる力」は、今と未来を生きる力と言えるでしょう。その未来は、AI・テクノロジーを抜きにイメージできません。それは、社会の変革だけでなく人間の考え方や生き方さえも大きく変えようとしています。 

 早く正確に計算ができる、単純なことをコツコツ頑張ることができる、高い学力で有名大学へ進み一流企業に入ることを目指す教育‥このようなイメージはもう過去のものと言えるでしょう。ではどのような未来になるのか、そこへどのような思考で向かえばいいのか‥このイメージが落合陽一氏の著書『これからの世界をつくる仲間たちへ』から見えます。

 

AIでなくなるのは学力の高い人の仕事

「———— 親は子供に検討違いの教育を与えている/「人間がやるべきこと」は何か」/ワーク・ライフ・バランスは時間を切り売りする人の考え方/人間とコンピュータが親和した先に生まれる文化」などが、本質をおさえながら、次世代へのおもいをベースにわかりやすく書かれています。

 

今求められる教育とは

AI・ロボットの台頭で生活も仕事も変わる現象はすでに身近に起きています。実っているイチゴを選別しナイーブに摘むロボットの登場。損保会社、AIに仕事奪われる従業員4000人」という記事に見られるように、ホワイトカラーと言われる人たちの仕事こその得意なAIにどんどん変わりつつあります。

 求められる教育は、キーボードを打てるスキルでも、プログラミングできることでもなく、それでどんな未来を創り出したいのか描ける感性、目の前の現実を見て課題を見出し行動できる力、ワクワク内から湧き上がる意志ある人の育成と言うことができるのではないでしょうか。

 

 

未来教育クリエーター・一級建築士:鈴木敏恵 

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