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新刊N 連載7 :成長していることが見える  /ポートフォリオ教育・ プロジェクト学習   鈴木敏恵

 

 

 

鈴木 これまでの自分が見えるポートフォリオは、世界で唯一の自分のオリジナル教材とも言えます。ページをめくることで、自分が確かに成長していることに気づきます、そしてハットきづきます、一番苦い経験こそ自分に大事なことを気づかせ成長させたことを。

 時系列に沿ってリフレクション(内省)するだけでなく客観的に見て、リフレーミング(見方を変える)することが大事です。

 

K: ポートフォリオを入れっぱなしにして、ファイル化することだけが目的になってしまい、「面倒だ」という雰囲気になりがちです。研修の資料を入れるだけではなく、自分の価値や暗黙知を「見える化」することに意義があって、ポートフォリオはあくまでそのツールに過ぎないということを現場に伝えなければならないと思います。

 

O:そうですね。うちも「プロジェクト学習で発展させていこう」という地点にやっと到達できたと思っています。また最近では、うれしいことに、当院ではポートフォリオをしているからという動機で学生さんたちが当院を希望してくださるようになりました。

 

 

 

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鈴木敏恵 すずき・としえシンクタンク未来教育ビジョン代表、教育デザイナー(Architect/設計思想)。一級建築士。「意志ある学び―未来教育」をコンセプトに、プロジェクト学習、ポートフォリオ、対話コーチングなどを融合させた次世代教育の設計思想から実施を全国展開。主に教育界、医学界へ新人教育、指導者育成、教育構想のコンサルティングを行う。公職歴に内閣府中央防災会議専門委員、千葉大学教育学部特命教授ほか。主な著書に『AI時代の教育と評価』(教育出版.2017)、『アクティブラーニングをこえた看護教育を実現する』(医学書院.2017)、『キャリアストーリーをポートフォリオで実現する』(日本看護協会出版会.2015)など。http://suzuki-toshie.net/profile/

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